特集 ガクレポ(日立市でがんばる若者)

ガクレポ

「ガクレポ」は、若い世代に市政や市報について、もっと身近に感じてもらうため、大学生が取材やレイアウトなどの記事作成を行った特集記事です。
今回は、茨城大学工学部の学生が作成しました。 

 


 私たちは、茨城大学工学部で毎年開催される「こうがく祭」の運営を行っている、こうがく祭実行委員です!茨城大学と地域の繋(つな)がりをたいせつにするという理念のもと、年に一度行われるこうがく祭に向けて、日々活動しています。
 今回は、さまざまな活動をしている2人の茨大生へのインタビューを通して、日立市でがんばる若者を紹介します。


INTERVIEW 01 学生だからこそ日立でやれることを・・・

  • 平井 淳(あつし)さん

  • 茨城大学工学部情報工学科2年

  • 青森県出身

  • Global Incubation Cafe Peach(略称:Peach)を通して留学生支援など、将来の夢に向けて幅広く活動中

平井さんが関わっている「Peach(ピーチ)」とは、どんなことをしている団体ですか?

 留学生と学生・企業を結び、夢を叶(かな)えたい人を育成する団体です。
「(1)アイディアの育成 (2)アイディアの発信 (3)社会とつなげる」 この三原則をもとに活勤しています!具体的には、留学生の新規プロジェクトへの支援や、起業支援などを行っています。

Peachでの活動を始めたきっかけは何でしたか?

 おもしろくて発信力のある、経験豊富な代表の人柄に惹(ひ)かれたからです。また、自分が志望するベンチャーキャピタリスト(*)の仕事に役立つというのも理由の一つです。

 

*ベンチャーキャピタリストとは
 成長企業に投資を行い、資金を提供すると同時に経営コンサルティングを行う職業

 

やりがいを感じるのはどんなときですか?

 自分が支援する留学生の夢が実現したときにやりがいを感じます。また、自分の夢への第一歩でもあるので、がんばることができます。

活動してみて大変なことはありますか?

 Peachの活動拠点が水戸や土浦なので、今のところは交通の面ぐらいですかね(笑)

今後の活動予定、意気込みを教えてください。

 今まで忙しかったので、これから本腰を入れます!Peachは、ほとんど筑波大生の人たちがやっているので、自分の刺激になり、負けていられない!

平井さんが感じる日立の魅力とは?

 日立市に住んでみて、自分の出身地である青森の風景とだいぶ違いますが、言葉に表せない良さがあります。

INTERVIEW 02 日立が大好き!ベトナム料理をみんなに!

学業と経営の勉強を両立しているレ・ヴァン・タンさん

友人の本格ベトナム料理のお店で経営を勉強中

  • レ・ヴァン・タンさん

  • 茨城大学工学部機械工学科3年

  • ベトナム出身

  • 本格ベトナム料理店、ベトナム人就活支援運動など幅広く活動中

お店を手伝いたいと思ったきっかけは何ですか?

 茨城県には、これまで本格的なベトナム料理店はありませんでした。もっと茨城の人たちにベトナム料理を知ってほしいと思い、友人がお店を開くのを手伝いました。

お店の経営を手伝う上で大変なことはありますか?

 料理の質、料理を出すスピード、管理(人・物・質)が大変ですね。昼間は大学へ行き、夜にお店を手伝っていますが、学業との両立も大変です。

やりがいは何ですか?

 いろいろな人と関われることに加え、ベトナムを知ってもらえることです!

今後の目標・意気込みを教えてください。

 友人は、ベトナム人が多いという理由から水戸にお店を開きましたが、いずれは、日立市に自らのお店を作れたらいいなと思っています。そして、お店が成功したら、自分のように日本でがんばりたいベトナム人や、世界中の勉強することが困難な子どもたちに勉強できる環境を提供し、支援していきたいです。
 また、今の若者を刺激する人になりたいです!

タンさんが感じる日立の魅力とは?

 海がきれいなところです。たまに友人と灯台で語り合いながら癒やされています。本当に日立市が大好きです。

編集後記

 今回の取材を通して、日立市でがんばる茨大生はもちろん、日立市の良さを学びました。皆さんも日立市の良さを探してみませんか。

 

 

永田正和さん  山崎望美さん  小池純平さん