学校長あいさつ

　日立特別支援学校　校長の瀬尾　栄と申します。令和4年度に引き続き、今年度も「どの子も我が子」という思いで、愛情深く子どもたちに接していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
　さて、令和5年度は、42名の新入生を迎え、小学部44名、中学部40名、高等部54名、全児童生徒数138名でのスタートとなりました。基礎疾患がある児童生徒が在籍します本校においては、新型コロナウイルスを含む感染症対策について、最新の情報及び状況に基づいて万全に対策を行い、教育活動を進めていきたいと思います。常に児童生徒の命・安全を第一に考え、学校としてできる最善策を、全職員で知恵を出し合い、職員一丸となって日々の教育活動を行っていきたいと思います。
　また本校は、県内唯一の市立の特別支援学校となっています。日立市内において特別支援教育のセンター的機能を果たしながら、地域とともにある学校をめざしていきたいと思います。学校経営方針として、「よさを認め合い一人一人が輝く活力ある学校づくり」、「主体性・協働性を育む教育の推進」を掲げ、子どもたち一人一人のよさ・強みを大切にして、褒めて認めてあげることで自己肯定感を高め、安心して自分の夢や目標の実現に向かって確実に一歩一歩前に進んでいける学校づくりに努めていきたいと思います。
　さらに、本校は昨年度より建て替えに向けての準備が進んでおります。よりよい学校づくりに向け、保護者や地域の皆様からご意見をいただき、子どもたちが安心して安全に学べる学校、子どもたちが地域の中で大切に育まれる学校の実現に向け、今年度も取り組んでまいります。
　最後に、子どもたちの健やかな成長のためには、学校と家庭・地域が連携することがとても大切である思っています。子どもたちの自立と社会参加に向け、今後も保護者、地域の皆様と連携を密に図りながら、校長として全力を尽くしていきたいと思いますので、本校の教育活動にご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。

校長　瀬尾　栄