4年生の社会科では、「災害に備える」という単元が新しくできました。4年生は会瀬小学校のグランドにある「防災備蓄倉庫」を見学し、何が入っていて、どのような備えがあるのかを勉強しました。予想した物品が、実際に倉庫に入っていたときの「当たった」という喜びが伝わる授業でした。
まずは教科書から考えて…「(防災について)学校や通学路では、どのような取り組み(備え)をしているのでしょうか?」という学習問題に対して、予想を立てます。避難訓練や海抜〇mの看板など、子供たちからもたくさん意見が出ます。
みんなでお友達のノートを見て、自分のノートに書き加えます。「必要なものは〇〇だよ。」あちこちで、活発な意見交換が見られました。その中でも「防災倉庫」は災害に備えてある倉庫だということが分かり…勉強は一気に加速します。
その後、なんと教室から飛び出て防災備蓄倉庫へ…会瀬小には日立市の防災備蓄倉庫と会瀬地区の防災備蓄倉庫の2つの倉庫があります。何が入っているのでしょう。子供たちは興味津々でのぞき込みます。
「先生!おむつがありました。」「パンもご飯もありました。」…夢中で発見したものを口に出す子供たちです。予想の中で、「オレンジジュースがあると思います。」と答えた子がいて大爆笑…でも、倉庫の中の段ボールに(オレンジ)の文字が…ジュースでなくて、パンだったのですね。「オレンジがあった!」とこれまた話題に…
もう、小学生には有名になった「ひたちの水」や「ダンボールベッド」を見て、「こんなにあるんだ」とびっくり。
教室に戻って、何が入っていたかを発表し合います。熱のある発表ですね。 子供たちの意欲が高まる防災に備えて何をしているかの勉強でした。4年生は、もう、安心ですね。