令和5年3月24日
令和4年度の修了式が行われました。
6年生にとっては、前期課程修了の日です。そのため、卒業式に準ずる式典として実施しました。
6年生の5名には、一人一人に校長先生より修了証書が授与されました。また、他の学年には、代表の児童・生徒に修了証が渡されました。
校長先生からは、式辞として、以下のお話がありました。
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一学期の始業式に、みなさんに伝えた言葉を覚えていますか。『袖すり合うも多生の縁』ということばです。人と人との出会いは偶然ではなく、縁があるから出会ったという意味です。ここにいる全部の人、みなさんも先生方も、この縁があったから中里小中学校で出会ったと、最初にお話ししました。
毎日の授業、楽しく遊んだ休み時間、体育祭や澄水祭をはじめとする様々な行事、その中で、同じ学年の友だち、違う学年の友だち、先生方、地域の方、いろいろな人との縁ができたと思います。この縁というものは、生きていく上でとても大切なものです。一度つながった縁は、やがて絆となり、これからの生活のいろいろな場面でみなさん一人一人を助けてくれます。今年一年でできた縁を大切にして下さい。
令和4年度の修了にあたり、みなさんに新しい学年へ向けての心構えとして、5つのGについてお話をします。
5つのGといっても、最近よく聞く5G、「第五世代移動通信システム」のことではありません。みなさんにこうあって欲しいという私の思いを、アルファベットのGで始まる5つの言葉で表したものです。
ひとつ目のGは「進む」という意味のGOです。過ぎた時間を取り戻すことはできません。いつも前を見て、自分から進んでいこうという思いをもってください。
ふたつ目のGは「つかむ」という意味のGETです。先ほど縁を大切にと話をしました。逆に縁がなかったら、一人きりになってしまいます。人間はひとりでは生きていけません。誰かとともに生きていくものです。ともに生きていくために、人の信頼をGETできるように人間関係をしっかりつくっていってください。
みっつ目のGは「気概をもつ」という意味のGUTSです。これから皆さん一人一人、必ずつらいことや苦しいことに出会います。それを乗り越えられるように、困難にも屈しない強い気持ち、すなわち気概GUTSをもってください。
よっつ目のGは「すごい」という意味のGREATです。くよくよして、下を向いてばかりいたらGO前へ進むことも、信頼をGETすることもできません。3つ目のGUTSがあれば、自分から頑張っていけるという自信につながります。そうして自分はすごいんだ、GREATだと誇りをもち、上を向いて胸を張ってください。
いつつ目のGは「広がり」という意味のGLOBALです。GOも、GETも、GUTSも、GREATも自分だけの考えで、進んでいる・信頼されている・強い気持ちをもっている・私はすごいと思ってはいけません。独りよがりやわがままな自分にならないように、世界全体を見るような広くて大きな目、すなわちGLOBALな目をもち、相手ことを考え、優しさと思いやりの心を大切にして下さい。
新しい学年となったとき、GO・GET・GUTS・GREAT・GLOBALという5つのGを忘れずに頑張って下さい。
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修了式後の5・6年生学級活動には、6年生の保護者の方も参加していただきました。これまでの成長のスライドショーを見るなど、温かい雰囲気が流れていました。
他の学年は、担任の先生から1年間の成長について、通信票を見ながら伝えられていました。
1年生から8年生まで、すべての皆さんが、中里魂を胸に、新しいステージでも自分から、そしてともに頑張れることを祈念しています!
令和5年3月15日
この季節らしい穏やかな1日です。
8年生が体育の授業で、ダンスに取り組んでいました。タブレットを活用して、動画を参考にしたり、自分たちの演技を録画したりと頑張っていました。
5・6年生は英語でジェスチャーゲームに挑戦していました。上手く伝えられましたか?
桜の季節を前に、本校のソメイヨシノ(遊具から数えて3本目)が、日立市の「わがまちの桜23選」のひとつに選ばれました。中里地区から推薦していただきました。満開になれば、5・6年生教室から、その咲き誇る様子を眺めることができます。
このところの温かさでつぼみが膨らんできました。もしかすると修了式の頃には咲き始めているかもしれません。(画像の花は、卒業式で壇上に飾った鉢のものです)
「わがまちの桜23選」は日立市のホームページに詳しく紹介されています。(下記URLを参照してください)
https://www.city.hitachi.lg.jp/event/003/p112295.html
令和5年3月13日
令和4年度の、そして中里小中学校としての最初の卒業式が挙行されました。1年生から卒業生まで9つの学年が一堂に会して、厳粛な雰囲気の中で式が行えたことは、うれしい限りです。
卒業生9名は、しっかりと卒業証書を受け取っていました。
校長先生からは式辞の中で、次の言葉をいただきました。(以下、学校長式辞より抜粋)
卒業にあたり、みなさんに次の言葉を贈ります。
「限界は超えないためにある。しかし、限界を超えるための努力は怠るな」
そもそも限界は「物事の、これ以上あるいはこれより外には出られないというぎりぎりの範囲」という意味の言葉です。これ以上できないことが限界です。何かを行うときに、必ず限界は生じます。その限界を超えようと無茶をすれば、心が折れてしまったり、身体がおかしくなったりと、自分のどこかが壊れてしまいます。一度壊れたものをもとへ戻すことはとても大変なことです。自分が壊れないために限界があるのです。
でも、「限界は超えないためにある」ということは、無理をしなくていい、簡単にあきらめていいという意味では決してありません。自分が目指したい目標が、今の自分の限界を超えたところにあったとしても、あきらめずに努力を積み重ねることで、目標にたどり着くことができます。精一杯の努力した結果として、目標を立てた時の限界を越えることができるのです。例えば、小学校に入学したときに数学の問題に挑戦することは限界をはるかに超えていましたが、今の皆さんには解くことができます。勉強だけなく、運動も、生活も、あらゆることが、九年前よりもできるようになっています。つまり限界のレベルもはるかに高まっているのです。これは、皆さん一人一人が努力した結果です。自分から自分自身を高めていこうと努力することにより、今すぐに限界を超えようと無茶をしなくても、今の限界はいずれ簡単に超えることができるのです。
今はこれが限界でも、明日の自分なら今日の限界を超えられると信じて、明日のために、自分から何をするか、何をすればいいのか考え具体的に行動できる人間になってください。
明日の君は今日より強いのです。
卒業生の皆さんが自分の力で、人生を豊かに切り拓いていくことを祈念しています!
令和5年3月12日
学校全体が、卒業式に向けてまっしぐらの1日でした。
最後の練習にも熱が入りました。練習の回数こそ少なめでしたが、どの学年も立派な態度で臨んでいました。さすが中里小中の子どもたちです。
練習の後、9年生は教室の掃除を行っていました、休み時間には1年生が卒業アルバムにサインするところを見かけました。中里小中ならではの風景です。
給食も卒業をお祝いする献立です。パーティションは外せませんでしたか、9年生は義務教育最後の給食を美味しそうに食べていました。
午後、1~8年生が一丸となって卒業式準備です。自分から積極的に仕事に取り組む姿、友だちと協力してともに作業を進める姿が見られました。
いい卒業式になりそうです!
令和5年3月2日
5校時、「6年生ありがとう集会」が開かれました。これまでの「6年生を送る会」ではありません。6年生は7年生に進級することから、前期課程の最後に1~5年生がありがとうの気持ちを伝えるという意味で行われました。
企画・運営は5年生です。
全体でゲーム「オオカミさん今何時?」を行いました。体育館一杯に歓喜の声が響いていました。その後、6年生へ各学年から心をこめたプレゼントが渡されました。中には感極まってうるっとなった子も・・・。
最後に、6年生5人から後期課程へ向けての意気込みが発表されました。それぞれの決意が感じられました。
校長先生からは「3月24日の修了式まで、前期課程のお兄さんとして頑張ってください」とのお言葉をいただきました。
放課後、後期課程7・8年生が“ひたちこども芸術祭”に向けて、能楽の復習を始めていました。
その頃、学校から見える山では花粉の飛散が・・・。
令和5年3月1日
学校だより3月号を掲載します。
令和5年3月1日
今日から9年生はリモート授業。それぞれの目標に向けて、自宅での学習となります。じっくり取り組んでくださいね!
午後からは本年度最後の授業参観でした。
1・2年生は生活科 『大きくなった自分のことをふりかえろう』
~この1年でできるようになったことを伝え合いました。(写真は縄跳びの様子です)~
3・4年生は社会 『(3年)くらしを守る』『(4年)郷土の伝統文化の先人たち』
~校外学習で学んできたことを伝え合いました。(写真は東河内駐在所での学びを紹介しています)~
5・6年生は外国語活動 『Welcome to Japan』 ~自分がつくった行事紹介クイズを伝え合いました。(写真は最初のガイダンス風景です)~
7年生は音楽 『春』 ~“旅立ちの日に”の合唱練習と“春”の鑑賞です。(写真は合唱のパート練習風景です)~
8年生は技術 『送る会のリハーサルをしよう』 ~情報活用の力を伸ばすため、完成したスライドを吟味し合いました。(写真はその一コマです)~
授業参観後は、学級ごとに懇談を行いました。
明日からは3月。季節は春へと移り変わっていきます。今年も別れと出会いの季節が近づいてきています・・・。
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