日立風流物が改めてユネスコ無形文化遺産になりました
日立風流物が改めてユネスコ無形文化遺産になりました
平成28年11月30日(日本時間12月1日)にアディスアベバ(エチオピア)で開かれた国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の「無形文化遺産の保護に関する条約」(無形文化遺産保護条約)第11回政府間委員会において、日立風流物を含む「山・鉾・屋台行事」を「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」(代表一覧表)へ記載することが決議されました。
この条約は、昭和47年にユネスコで採択された「世界の無形文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)の枠組みから外れていた無形文化遺産を保護するため、平成15年に採択されたものです。日立風流物と京都祇園祭の山鉾行事は、すでに平成21年に代表一覧表に記載されています。今回の決議はこの記載内容を拡張し、国指定重要無形民俗文化財である「山・鉾・屋台行事」33件を一括して記載するものです。
日立市では、日立風流物が今回改めてユネスコ無形文化遺産となったことを契機として、郷土の文化財を保護・保存・継承する意識の啓発に、いっそう取り組んでまいります。
日立風流物(平成24年5月5日 神峰神社大祭礼 撮影:中井川俊洋)
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