日立市では平成31年(2009)4月の文化財保護法改正を機に、文化財の保護とその活用による地域活性化を達成すべく、「日立市文化財保存活用地域計画」の策定に取り組み、令和3年(2021)12月17日に文化庁から計画の認定を受けましたので、お知らせします。
本市が取り組む目標や取組の具体的な内容を記載した、文化財の保存・活用に関する基本的なアクションプランです。本計画で文化財の保存・活用を進めることによって、日立市に住むすべての人々が協働して、「ひたちらしさ」という個性ある文化を育て、誇りを持って、いつまでも住み続けたいと思えるようなまちを目指します。
令和3年度(2021)から令和12年度(2030)の10年間
本市ではこれまで、歴史上、芸術上または学術上価値が高い文化財について、文化財保護法に基づく指定等により保護を図ってきました(指定等文化財73件)。本市の文化財は、文化財保護法で定義されるものをはじめ、生活の中で形成された「ひたちらしさ」をもったものなど幅広く、6つの歴史文化の特徴から捉えられます。今後は文化財を多角的・総体的に捉え、相互の関連性を見いだすことによって、既往の類型にとらわれない実態の把握や価値の明確化を行っていく必要があります。
下記のファイルリンクからダウンロードしてください。