平成25年の刑法犯認知件数がまとまりました。
平成25年の刑法犯認知件数は 1,585件で、昨年より163件減少し、統計上最も少なかった昨年の1,748件を更に下回りました。
平成25年までの刑法犯認知件数の推移についてお伝えします。
平成25年の日立市の刑法犯認知件数は、ピーク時である平成14年の3,261件と比べると、1,676件減少しています。
大きく減少した主な罪種は、車上ねらいが66件の減少、忍込みが37件の減少、空き巣が30件の減少などとなっております。
逆に増加した主な罪種は、オートバイ盗が59件の増加、自動車盗が38件の増加などとなっております。
日立市内の地域別の発生状況は、多賀地区が一番多く、北部地区が少ない状況でした。
交番・駐在所別では、多賀駅前交番が一番多く、日立駅前交番、大みか交番の順となっています。
自転車盗は、主に駅周辺の駐輪場などで発生し、施錠してある自転車も被害に遭っています。中学・高校生の被害が多いようです。
車上ねらいは、スーパーの駐車場、人気のない路上や駐車場で多く発生し、鍵を掛けてあっても、窓ガラスを壊されるなどし、被害に遭っています。
空き巣は、カギを閉め忘れた勝手口や、縁側、ベランダなどから侵入されるケースが多くなっています。
これらの犯罪を減らすことが、刑法犯認知件数の減少につながりますので、十分な防犯対策をお願いします。
日立市では、発生の多い 「自転車盗」「万引き」「車上ねらい」 などの罪種を減少させるため、日立警察署をはじめ、地域自警団等の防犯活動団体と連携し、様々な防犯活動を推進しております。
安心・安全なまちづくりのため、御協力をよろしくお願いいたします。