池の川処理場では、みなさんの日常生活から排水された下水を微生物の「ちから」を借りてきれいにしています。
微生物を含んだ汚泥(活性汚泥)が入ったタンクに下水が流れ込むと、微生物たちは人間と同じように呼吸をしながら、下水に溶け込んだ汚れを食べてくれます。このため、タンクには空気(酸素)が送り込まれています。みなさんも金魚を飼うときにブクブクと空気を送りながら飼育した経験があるかと思います。それと同じです。
私たち浄化センター職員は、微生物が下水をきれいにする能力を発揮できるよう、定期的に微生物の状態を顕微鏡で確認し、タンクに送る空気量を調整しています。これからも微生物と協力し、放流先の川や海の水質の保全に努めてまいります。
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