筆頭者(ひっとうしゃ)とは、戸籍のいちばん初めの欄に記載されている方のことです。
本籍の表示(本籍の地番号)とあわせて、戸籍を検索する見出しの役割をしています。
筆頭者は結婚(婚姻)の際に、夫の氏(名字)で結婚すると夫が筆頭者、妻の氏で結婚すると妻が筆頭者、というように婚姻届出のときに決まります。筆頭者となった方が死亡しても変更されることはありません。
同じような言葉に「世帯主」というものがあります。これは「住民票」でのみ用いられる名称で、筆頭者とはまったく異なります。世帯主だから必ず筆頭者になる、というものではありません。