パンポンってなぁに?
「パンポン」は、大正10年頃、株式会社日立製作所で始められました。
昭和4年に市内の事業所に勤めていた高尾直三郎氏によって、「パンと打って、ポンと弾む」ところから「パンポン」と名づけられ、正式なルールが設定され、今日に至っています。
「パンポン」は、どこでも、だれでも、手軽にできるスポーツとして、小中学校のクラブ活動や子供会の行事等にも取り入れられ、広く親しまれています。
「パンポン」は、卓球とテニスをミックスしたようなスポーツであり、軟式テニスボールを木製のラケットで打ち合う素朴なスポーツです。
ラケットは、まな板のような形の薄い板切れで、裏側には危険防止のための指をひっかける手持ち板が取り付けられています。
長さ30cm、幅20cm、厚さ1cm前後の表面は、滑らかにするために鉋(かんな)をかけています。ほとんどが手作りのものです。
シングルス・ダブルス・ミックスダブルスがあり、ジャンケンによりサーブ権・コートサイドを決め、卓球やテニスのように打ち合います。
ルール
3ゲームマッチで、1ゲームは4ポイント先取した方が勝ちとなります。
ただし、3対3の場合は2ポイント先取した方が勝ちとなります。(4対4の場合は1本勝負です。)
コートは縦7メートル、横2.5メートルでテニスコートに比べてかなり小さいものです。アウトラインの内側にサービスラインを引き、中央
にコートを仕切る高さ40cmの木製のネットを置きます。