長者山官衙遺跡及び常陸国海道跡(ちょうじゃやまかんがいせきおよびひたちのくにかいどうあと)

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P074300

平成31年1月25日(金曜日)

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平成31年1月25日(金曜日)

画像:長者山遺跡 

 日立市北部の洪積台地東端、標高 20~25mに立地する奈良時代から平安時代にかけての官衙遺跡です。遺跡の東側の低地には、「目島」などの小字名があることから『常陸国風土記』に記され、弘仁 3 年10月 28 日に廃止された「藻島駅家」が存在する可能性が指摘されてきました。
 日立市教育委員会による発掘調査により、幅 5.5~6.7mの古代官道と考えられる道路跡に東接して、8 世紀中葉から 10 世紀代の掘立柱建物群と礎石建物群が見つかりました。8 世紀中葉から 9世紀中葉の施設は 12 棟の掘立柱建物からなり、立地や藻島駅家の存続時期が合致することから藻島駅家跡の可能性が考えられています。一方、9 世紀中葉以降の施設は、倉庫と考えられる8 棟の礎石建物からなり、多珂郡正倉別院の可能性が考えられています。
 長者山官衙遺跡は交通と密接に関わる官衙遺跡であり、常陸国北部における駅路とその周辺施設の変遷を示すだけでなく、古代国家の交通政策を知る上でも重要なものです。

お問い合わせ

日立市役所 教育委員会郷土博物館
電話番号:0294-23-3231 

場所

日立市十王町伊師

地図

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