第3弾 日立市の教育

ページID1004694  更新日 令和6年4月11日

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写真:ここで学んだんだ ここで夢を抱いて ここで育ったんだ at Hitchi

日立のすごいところを、各メディアを活用して一斉に広報する「日立市ってホントはすごいんです!」プロジェクト。

第3弾のテーマは「教育」。日立市市の教育のすごいところを、9つピックアップしてご紹介します!

未来パスポートで夢を描こう!

イラスト:未来パスポートで夢を描こう!

未来パスポートは、義務教育の9年間、夢や目標に向かって、自分のよいところや将来の夢を書き込むパスポートです。

保護者や教職員がコメントすることで、子どもたちの「自分は大切な存在だ」、「自分が周りの人の役に立っている」という思いを高めます。また、子どもたちの今を記録するだけでなく、その記録を振り返ることで自己の成長を実感することができます。

ぜひ未来パスポートを通して、子どもと一緒に話し合う機会をつくってみましょう!

写真:未来パスポート

担当者からのメッセージ

「未来パスポート」は児童生徒の皆さんが、自分のよさや将来について自由に書き残しておくものです。日立で育つ子どもたちが、「自分はこんなにいいところがある」「こんな自分になれるように頑張ろう」という気持ちをもてるようになることをねらいとして市内の各小中学校等で活用されています。

自分が思い描く将来や自分が気付いた自分の長所を、保護者の方や先生に認めてもらうことで、「自分を大切にする心」ひいては「周りの人を大切にする心」も育てていきたい。そんな思いで作られた「未来パスポート」。子どもたち一人一人の成長の軌跡は、輝かしい未来に旅立つための「パスポート」なのです!

入学祝いにランドセルをプレゼント!

イラスト:入学祝いにランドセルを!

日立市では、1975(昭和50)年から、小学校へ入学する新1年生に、日立市オリジナルのランドセルを贈呈しています。贈呈が始まった当時は、第1次オイルショックの影響で物価が上昇した時代。各家庭の経済的負担を軽減し、みんなと同じ軽くて丈夫なランドセルで楽しい学校生活が始まるように、入学のお祝いとして、スタートしました!今までに贈呈した数は10万個以上、2回の大きなモデルチェンジもありました。市内では世代を超えて話のネタになることもありますね。2020年度からは新中学生へのスクールカバンの贈呈も始まります。

写真:ランドセル

担当者からのメッセージ

ランドセルの使い心地はいかがですか?

実は私も、6年間日立市のランドセルと共に通学していました。私が使用していた頃のランドセルと比較すると、A4版などの大きい教科書が入るようにサイズを大きくしたり、耐久性等がある素材に変更したりと、教育環境の変化や使用している子ども達を含めた保護者等のニーズに合わせて、ランドセルの形態を変更しております。また、大きな特長は「軽さ」であり、使用する子どもたちへの身体的負担を少しでも軽減できるようなっております。

今後も、日立市教育振興計画の基本理念である「未来を拓く人づくり」に基づき、未来を担う子どもたちへのプレゼントとして、また、本市で子育てを行う保護者を支援するため、40年以上実施してきたこの取り組みを継続していきたいと思います。

科学のエキスパートから理科を学べる!

イラスト:科学のエキスパートから理科を学べる!

日立市といえば「ものづくり」。100年かけて発展したものづくりの歴史を引き継ぐ「ひたちらしい」教育といえば、市内企業や教員のOBなどで結成されたNPO法人日立理科クラブによる理科学習の支援です。市内全ての小学校に、週2回程度、メンバーを派遣する「理科室のおじさん事業」では、実験をサポートしたり、子どもたちの疑問や質問に答えたりしています。ほかにも、手作り教材による「授業支援」、科学への興味・関心が高い児童生徒へのハイレベルな学習を行う「理数アカデミー」、水ロケットやレーシングカーを作る「科学ふしぎ発見教室」など、子どもたちの科学に対する好奇心を育てる教育を進めています。

写真:日立理科クラブ

担当者からのメッセージ

会社生活を65歳でリタイアし、さあ第二の人生を・・と思っていた矢先、先輩から誘われ日立理科クラブに入会しました。担当は『仲町小の理科室のおじさん』です。週2日登校し主な活動は3~6年生の理科の実験、観察の準備と支援、備品修理や整理、科学クラブの活動支援等です。

心掛けていること、まずは実験中にケガなどの事故を起こさせないこと、そして出来るだけ全員が体験出来るように準備することです。そのために理科支援の先生、担任の先生と連携し事前打ち合わせや、予備実験をして役割分担をして活動しています。理科では小さな生き物や植物の成長過程の観察など得意分野でない項目もありますが、子供の頃の遊びの経験が活きたり、新しい発見があったりして、新鮮な気持ちになります。科学クラブでは子供たちがやってみたいテーマを実現できるようサポートしています。オリジナルの水ロケットを作ったり、スライムを作ったり。休み時間には理科が好きな子供たちがたくさん来て目をキラキラと輝かせていろんな話をしていきます。質問にはちょっとヒントを与えるとハッと気づいたりアッと驚いたり。また、理科室のおじさんからの情報発信用として「理科コーナー」を設け、気象情報や話題のニュース、お知らせ等を掲示しています。まもなく5年目になりますが、今では、子供たちからたくさん元気をもらいこの活動が生き甲斐になりつつあります。

10年後理科・科学の道に進む子が一人でも多く出ればこんなうれしいことはありません。

読書とICTで確かな学力を育てる!

イラスト:読書とICTで確かな学力を育てる!

確かな学力と豊かな心を育み、未来を力強く生き抜く力を育成するためには、たくさんの本に親しむことが大切です。日立市では、読書環境を整えるため小・中学校の学校図書館に「学校図書事務員」を配置。子どもたちの積極的な読書を支援しています!

また、情報通信技術の急速な進展に対応するため、タブレットやパソコンを活用した授業を取り入れ、視覚的にもわかりやすい授業で、子どもたちの情報活用能力などを育んでいます!

写真:タブレットと子どもたち

小学校から英語を楽しく学べる!

イラスト:小学校から英語を楽しく学べる!

県内の小学校では、2019年度から3・4年生の外国語活動(英語を聞き、話すことでコミュニケーション能力をのばす教育)が始まり、5・6年生は外国語(英語)科が正式な教科になりました。

日立市の小学校では、独自にALT(外国人の指導助手)を設置。ネイティブスピーカーと一緒に楽しく英語を学ぶ授業を1年生から取り入れ、コミュニケーション能力や広い視野、豊かな感性を養いながら、国際社会の中で活躍するための基礎的な力を育んでいます。

写真:ネイティブスピーカーと一緒に楽しく英語を学ぶ授業

おいしい給食を子どもたちに!

イラスト:おいしい給食を子どもたちに!

栄養バランスを考慮した、子どもたちが満足できるおいしい給食を提供するため、日立市では2023年4月から給食費が無償になりました。また、アレルギー対応の専用調理室を新たに設けて卵・乳製品の除去食の提供ができるようになりました。

近年、全国的に栄養の偏りや食習慣の乱れなど、子どもたちの健やかな成長に影響を与える問題が深刻化しています。子どもたちとその保護者の皆さんが食について学ぶ場を提供し、食に関する正しい知識と食習慣の定着を目指しています。

写真:給食と子どもたち

少年団に参加して新しい挑戦を!

イラスト:少年団に参加して新しい挑戦を!

日立市では学校外でも学べる機会がたくさん!なかでも少年団活動が活発です。日立市独自の「職業探検少年団」や「文化少年団」、県内で最も団体数が多い「スポーツ少年団」があり、活発に活動しています。

職業探検少年団

写真:職業探検少年団

地域の専門家やボランティアなどの指導のもと、一年間の活動を通して「仕事」について探検(見る・聞く・体験する)できる全国でもめずらしい日立市オリジナルの少年団。ものづくり、科学、メディア、農業、水産業など11の少年団が活動しています。

担当者からのメッセージ

将来、何になりたいか迷っている。

やってみたい職業がいくつかある。

職業について学んでみたい。

この様な願いや悩みを持っている人はいませんか?

「日立市職業探検少年団」は、小学生から中学生までの子どもたちが、実際に職業を探検(見る・聞く・体験)することのできる、日立市独自のすごい取り組みです。

探検できる職業は、農業、林業、水産業、ものづくり、パソコン、福祉、科学、建築デザイン、観光、メディア、あきんどの11の職業です。指導をしてくださる指導員の方々は、実際にその職業に関わっている方が大半で、働くことの楽しさや大切さを教えてくれます。学校や家では学べない、貴重な経験ができる、本当にすごい少年団なのです。

まだ、自分の未来がイメージできない。どんな職業に就こうか迷っている。何か職業を体験してみたい。こんな気持ちをお持ちの方は、ぜひ「日立市職業探検少年団」で、職業を探検することで、自分の可能性を広げてみませんか!

文化少年団

写真:文化少年団

子どもたちが関心のある文化活動を自由に選択し、その文化に触れ、体験できる活動を展開。茶道、書道、ジュニア弦楽合奏団、少年少女発明クラブ、宇宙少年団など30の少年団が活動しています。

スポーツ少年団

写真:スポーツ少年団

子どもたちがスポーツを通じて「心とからだ」を育て、スポーツの歓びを体験する活動を地域の支えを受けながら実践しています。サッカー、軟式野球、空手道、ミニバスケットなど100を超える少年団が活動しています。

ひたちらしさを知ってひたちの博士に!

イラスト:ひたちらしさを知ってひたちの博士に!

郷土ひたちの伝統や文化、身近な地域や自然に触れ、親しむことは、子どもたちの豊かな人間性と社会性を育むために大切です。子どもたちが楽しみながら、様々なことを体験できるように、日立市では土曜日などに公共施設を無料で利用できる「ひたち大好きパスポート」や、地域のイベントなどに参加してポイント制で評価する「ひたち大好き博士制度」があります。また、かみね動物園や郷土博物館、日立シビックセンターの科学館・天球劇場など、楽しく学べる施設が盛りだくさん。みんなで、ひたちらしさを体験しましょう。

写真:ひたち大好きパスポート

担当者からのメッセージ

『めざせ!! ひたち大好き博士』

「ひたち大好き博士」事業とは、小・中学生が、地域の行事や市内イベントへの参加、市内公共施設等での見学や体験などを通して、「自分が住むまち“ひたち”を知る・学ぶ・楽しむ」活動を行ったことをポイント化し、ポイントの合計に応じて「ひたち大好き博士(初級・中級・上級・名誉)」に認定するものです。

「ひたち大好き博士」になるために必要なポイントは、ひたち大好きパスポートを使って、

  • 日立市内の施設の利用・見学
  • 地域の行事やイベントに参加・体験
  • 地域の行事やイベントでのボランティア活動をすると貯められます。

いろいろな活動に参加し、ひたち大好き博士を目指しましょう!!

写真:きりん

かみね動物園 担当者からのメッセージ

動物園はみなさんにとってどのような場所ですか。子供の遊び場?遠足で訪れる場所?デートスポット?もちろん訪れる目的は人それぞれでしょう。意外と知られていませんが、動物園は博物館や図書館と同じ社会教育施設としての側面があり、かみね動物園も博物館相当施設に位置づけられています。

動物園では今年で44回目を迎えたサマースクールをはじめ、ここ最近ではワークショップを開催したり、郷土博物館や科学館、県北生涯学習センターと連携して教育プログラムを行ったりと教育事業に力を入れています。しかし、日立市に限った話ではありませんが、動物園は残念ながら娯楽施設という側面ばかりが先行して、教育施設として充分に機能しているとはいえないのが現状です。

かみね動物園のモットーは「楽しく入って学んで出られる動物園」です。教育というと教える、教わるといったイメージがありますが、動物園では、「発見する」「驚く」「疑問に思う」というように、みなさま自身がホンモノの動物を見たり触れたりする中で自然に学べるものだと思います。それは、子供に限ったことではありません。大人になったからこそ、動物の奥深さを楽しめるのです。動物をじっくり見る、解説版を読んでみる、疑問に思ったことを飼育員に聞いてみる、教育プログラムに参加してみるなどすると、動物園の楽しみ方がちょっと変わるかもしれません。

全国1,700以上ある市町村の中で、動物園(日本動物園水族館協会加盟)は91園しかありません。つまり、日立市はホンモノに会える数少ない幸運な市なのです。日立市民にとって当たり前にある動物園で、当たり前じゃない学びを得られる機会を逃してはモッタイナイ!

写真:郷土博物館

郷土博物館 担当者からのメッセージ

「日立には歴史がない」「あっても近代以降だけ」。日立市の歴史が語られる時、よく耳にする言葉です。これ、ホント?いえいえ、もちろんそんなワケはありません。大正・昭和に鉱工業都市として発展を遂げた印象が強いあまり、日立市にはそれ以前の歴史がないイメージを持たれがちですが、他の地域と同様に積み重ね引き継がれた歴史や文化があり、それは全国に誇るべきものです。

日本最古5億年前のカンブリア紀の地層、ユネスコ無形文化遺産である日立風流物、古代の道と役所跡がみつかった日立市初の国指定史跡・長者山遺跡。日立のタカラモノは市内の至るところに存在しています。

これらのすばらしい日立のタカラモノを知るきっかけとなる場として、郷土博物館があります。県内でもっとも早くつくられた市立の博物館で、日立に関わる多くの資料が収集・調査・展示されています。「敷居が高い」「難しそう」と感じられるかもしれませんが、大人から子どもまでが楽しんでいただけるよう、1年を通じてさまざまな企画展示やイベントが用意されています。

郷土博物館を足がかりに、みなさんの身近にある日立の歴史や文化、自然を探してみませんか?教科書には載っていないタカラモノがみなさんを待っています。

ラジオ体操は郷土の宝!

イラスト:ラジオ体操は郷土の宝!

誰もが知る「ラジオ体操」の考案者の1人は、日立市出身の遠山喜一郎さん。ラジオ体操は郷土の宝なのです!そのことを多くの人々に知っていただくため、日立市ではラジオ体操実施団体や資格取得の支援、指導員の派遣など普及活動に取り組んでいます。

さらに2018年には夏休み最初の日曜日を「日立市一斉ラジオ体操の日」と定めました!

子どもたちも健康づくり、生活リズムづくりのため、地域の人たちと一緒に取り組んでいます。

郷土の宝・ラジオ体操で元気に、そして色々な人と交流する機会にしましょう。

写真:ラジオ体操

担当者からのメッセージ

みなさん、日本中だれもが知っている、ラジオ体操を考案した人をご存知ですか?

実は、日立市水木町出身の遠山喜一郎さんという方です。遠山さんは、昭和11(1936)年のベルリンオリンピックに、体操競技の日本代表として出場したこともある「すごい人」なんです!遠山さんは「一度動き出したら、音楽に乗って最後までやりきれるものでなくてはならない。」との自身の体操理論のもと、原案作成委員の一員として、国民に浸透する新しいラジオ体操を考案しました。

ラジオ体操は、毎朝行うと体がすっきり生活リズムを整えたり、血行が良くなり筋肉に弾力性が生まれたりするなど、健康効果が期待されます。さらに子どもから高齢者まで一緒にできるので、ラジオ体操を通したコミュニケーションを図ることもでる「すごい体操」なんです!

しかし残念なことに、最近は、ラジオ体操をする人が減ってきています。

そこで日立市では、夏休み最初の日曜日を、「日立市一斉ラジオ体操の日」と定めて普及に取り組んでいます。また、午前6時30分と午前8時22分に市役所大屋根広場でラジオ体操を流しています(誰でも参加可能です)。

ラジオ体操考案者出身のまちとして、みんなでラジオ体操を盛り上げていきましょう!

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