日立市天気相談所

【日立市天気相談所】

天気相談所

「日立市天気相談所」は、気象業務法上の天気予報業務許可を取得し、市内の天気・気象に関する業務を取り扱っています。
この許可を取得している地方自治体は、全国で日立市と広島県広島市の2団体だけであり、市役所に気象予報士が所属し、独自の天気予報を行っているのは、日立市だけです。
元々、日立鉱山が、煙害対策のために神峰山頂に設置した気象観測所を、中央気象台(現在の気象庁)の存続要望を受けて日立市が引き継ぎ、1952(昭和27)年6月1日に全国初の市営天気相談所として開設したのが始まりです。
観測施設としては、総合観測施設1箇所(市役所本庁舎)のほか、機械による自動観測を行う観測所6箇所(十王観測所、北部観測所、本山観測所、西部観測所、諏訪観測所、南部観測所)の計7箇所の観測所を設置しています。台風や大雨、強風などが予想される際は、市内の状況を詳細に分析するなど、市の災害対策にも貢献しています。
毎日気象観測を行い、1日2回の天気予報をホームページで公開するほか、気象に関する講演会、出前講座、ケーブルテレビの行政放送番組での情報発信などを行っています。
直木賞作家新田次郎氏の友人であった、初代所長の山口秀男氏が、新田氏に日立鉱山の大煙突を紹介したことがきっかけとなり、小説「ある町の高い煙突」が誕生しました。日立市の歴史を伝えるこの小説は、天気相談所がなければ生まれなかったかも知れません。

天気相談所2神峰山の山頂にある旧神峰山観測所。日立鉱山の煙害対策から始まった気象観測の歴史は終えましたが、現在は行政防災無線の基地局として、市民の生活を守るため、新たな役割を担っています。天気相談所31952(昭和27)年に開設された天気相談所は、市役所庁舎の建替えなどの変遷を経て、現在、廊下の窓から大煙突を望める本庁舎4階山側フロアにあります。所属する気象予報士4名により、日々、最新の市内の気象観測結果が発信されています。

天気相談所4現代の気象観測は「機械」による観測がほとんどですが、ここ天気相談所では、「機械」に加え「人間の目」による観測を開設当初から継続して行っており、データと経験から、日々の気象変化を読み取っています。

【基本情報】

【所在地】 日立市役所本庁舎4階山側(日立市助川町1-1-1)
【問合せ先】 日立市天気相談所 TEL 0294-22-5520
【URL等】 ・「日立市の気象と天気予報」ホームページhttps://www.jsdi.or.jp/~hctenso/
・「日立市の防災と天気」Facebook(@hitachicity.bousai.tenki)
・ 〃 Twitter(@HitachiCity_BT)
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