助川山市民の森
【助川山市民の森】

助川山市民の森は、1991(平成3)年3月7日に起きた山林火災の跡地を公園として整備したものです。
この火災は、助川町の国有林から出火し、住宅等20棟、山林およそ217ha を焼失する大規模なものでした。今でも所々焼けた木の残骸を見ることができます。
火災後の森は自然の力でどんどん回復し、今では四季を通じて楽しむことができます。
「体験を通して楽しく学ぶ自然教育の場」として親しまれることをねらいに、ネイチャートレール(自然遊歩道)が12 コース整備されています。また、高鈴ハイキングコース、助川城跡公園にも通じています。
助川山山頂は標高328 mで、眼下には日立の街並みが広がり、山頂にある展望台からは、太平洋から悠然と昇る朝日と、市街地の明かりが彩る鮮やかな夜景を楽しむことができます。
360 度の展望は、西側には高鈴山、北側は福島県いわき市、南側は鹿島灘、そして天気が良ければ千葉県銚子市までの眺望が広がります。
山林火災の様子と焼け跡。火災翌年の1992(平成4)年から毎年、山林火災が発生した時期と同時期に、林野火災消防演習を実施し、不意の山火事に備えています。(写真提供:日立市郷土博物館)
助川山山頂から見た朝日と夜景。海と山が近い日立市だからこそ、見ることができる景色が山頂にはあります。初日の出の名所として知られています。
【所在地】 | 日立市成沢町地内 |
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【問合せ先】 | 日立市都市整備課 0294-22-3111 |
【URL】 | https://www.city.hitachi.lg.jp/park/page/p002525.html |
【「ひたち物語~ひたちらしさの数々~ “ひたちの絶景”」該当ページ】 |
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