地形・気候を活かした多様な農業

ページID1007660  更新日 令和6年1月29日

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写真:水田(中里地区)
田植えが終わったばかりの水田(中里地区)

日立市は明治中期まで、農・漁村が点在する地域でしたが、工業都市としての発展や1960年代の高度経済成長に伴い、耕地面積・農家数は減少しました。
現在は、自然の地形・気候を活かした多様な農業が主に北部、西部、南部などで営まれています。
本市の農業の傾向について農業産出額ベースでみると、米が最も多く、次に野菜、果実、いも類、雑穀、豆類となっています。畜産は大部分が肉用牛で、一部が養鶏です。肉用牛は肉質の良い「常陸牛」が生産されています。
久慈川や茂宮川、十王川、東連津川の流域は水田地帯が広がる“米どころ”となっています。

写真:稲刈り(下土木内町)
稲刈りの時期を迎えた下土木内町の田んぼ

十王地区では多種類の露地野菜栽培のほか、肉用牛の肥育、鶏卵の採卵といった畜産業も行われています。
中里地区では、かつて葉たばこ栽培が盛んでしたが、ぶどう・りんごなどの果樹園に転用し、現在は「日立中里フルーツ街道」とし
て秋には多くの来園者で賑わっています。また、折笠地区では海に近く、夏でも涼しい気候を活かしたぶどう栽培が行われています。
久慈・茂宮川流域の良質な土壌で育つ「茂宮かぼちゃ」と「茂宮はくさい」は本市の特産品として高い評価を得ています。
これらの農産物の大部分は農産物直売所や地場産を取り扱う小売店で販売され、消費者のもとへ流通します。
近年は、自然志向やアウトドアブームの高まりから、気軽に農作業体験ができる場として、市内に点在する市民農園(3か所)・体験農園(1か所)へのニーズが高まり、多くの市民が土と親しみ、野菜を作る楽しさを体感しています。

写真:田舎体験農園
中里地区にある田舎体験農園

市北部にある十王地区では、露地栽培による少量多品目栽培が行われています。最近は西洋野菜といった珍しい品種を取り扱う農家も増えています。
収穫された野菜は、直売所や小売店で販売され、地元で消費される「地産地消」として流通し、私たちの食卓を彩ります。

写真:野菜盛り合わせ
様々な野菜

写真:ゴーヤ

写真:なす

写真:唐辛子

写真:きゅうり

詳細

「ひたちものがたり~ひたちらしさの数々~“ひたちのめぐみ”」該当ページ

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