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staff blogスタッフブログ (スタッフブログ)

動物園のシルバーウィーク

2018年10月14日

ちょっと前のことになりますが、シルバーウィークにおこなったイベントについてお伝えします。

9月の半ば、2週に渡っての3連休!夏の猛暑も少し落ち着いてきてまさに動物園日和♪クイズラリーと特別ガイドを行いました。

ガイドは毎日日替わり!6種類の動物について飼育員たちが代わる代わるお話ししました。

しかし、残念ながら初日は雨…

それでもガイドは決行!この日は「国際レッサーパンダデー」にちなんでレッサーパンダ!

今年新たに仲間入りした若いヤマトとユイ、もともと暮らしていたちょっとお年のイチとサクラ。個性豊かな4頭と野生でのレッサーパンダの状況などをお話しながら、ながーい棒の先におやつをつけて実際にあげてもらいました。

レッサーパンダガイド1 レッサーパンダガイド2

2日目はアジアゾウのガイド。

飼育員が色々な秘密道具を持参。朝採れたてのウンチを観察したり、足型と実際に大きさを比べてみたり…

ゾウの大きさをより実感できました!

ゾウガイド1 ゾウガイド2

3日目はワオキツネザルのガイド。

原始的なサルの仲間でお鼻が突き出しているのでイヌのような顔をしているキツネザルの仲間たち。ワオキツネザルの特徴などのお話しの後、手の使い方をみてもらうために棒の先のおやつをつけてあげてもらいました。

ワオキツネザルガイド1 ワオキツネザルガイド2

1週挟んで4日目はクロサイのガイド。

9月の第3土曜日は「世界サイの日」。野生で危機的な状況にあるサイたちの事をもっと知ってもらう日となっています。

マキとメトロの紹介をしつつ、サイってどんな動物?どこに住んでいて、なぜ絶滅が心配されているの?などを担当者からお話ししました。

サイガイド1 サイガイド2

5日目はチンパンジーのガイド。

よく「ゴリラだ」とか「オランウータンだ」と間違えられてしまうチンパンジー。写真でみると間違えられずに答えられるのにどうして本物を見ると間違えてしまうのか…チンパンジーの特徴や生息地についてのお話をしながら器用に使える手を活かして消防ホースを結んだものからエサを取り出したり、ダンボールから取り出すところをみてもらいました。

チンパンジーガイド1 チンパンジーガイド2

6日目はカピバラのガイド。

カピバラのここに注目、クイズ大会を開催しました!人気のカピバラですが意外と(?)知らないことも多く盛り上がりました。

カピバラガイド1 カピバラガイド2

もう一つのイベント、クイズラリーは園内に3箇所のスポットを用意。ラリー用紙を元にクイズを探し出しその場で答えてもらいました。景品交換もあったのですが、ラリー用紙を片手に子供たちが「全部正解だったよ~」「すぐに分かったよ~」などと楽しそうに話してくれてとっても嬉しかったです。一つも写真がないのが何より残念です…

お天気にはそれ程恵まれませんでしたが、たくさんの方に来園して頂きました!

動物園に来た際には動物たちを観るだけでなく、ガイドやイベントに参加してもらえると色々な新しい発見があると思います。動物園の見方が変わるきかっけにもなるかもしれませんので、次に来園した際はぜひ参加してみて下さい!

秋から冬にかけても色々なイベントを企画しておりますので、ぜひぜひ遊びに来てください♪

キリンのように(?)首をながーーくしてお待ちしています!!

(飼育員 おおぐり)

2018年10月14日

リスの健康診断

2018年10月6日

今回のお話しはアメリカアカリスです。

え?どこにいるか分からない?カワウソとアジアゾウの間に獣舎があるんですよ。現在は「はちゅうウるい館」建設のためアジアゾウからの園路が通れず、カピバラエティハウスの端っこのような位置になってしまいました。そんなアメリカアカリスですが今年は8頭の仔リスが生まれました!昨年は繁殖が上手くいかなかったのですが、今年はたくさん!!一気に賑やかな獣舎となりました。

仔リス1 仔リス2

      <巣箱から出たばかりでまだまだ足元がおぼつかない様子>

これだけ増えると、どれがどのリスか分からない生まれたのはオスメスどっち?ちゃんと健康なの?と調べないといけないことがたくさん!!そこでお母さんのお乳ではなく自分でエサをしっかり食べられるようになるのを待って健康診断をすることにしました。

やること・調べることはコチラ!

○個体識別のためにマイクロチップを埋め込む

○性別判定

○健康診断

<個体識別編>

今年生まれではないリスには以前に入れていた物がちゃんと入っているかのチェックもします。

獣舎から連れてきて、麻酔をかけて眠らせます。麻酔にはこのタッパーで作った特製のお部屋を使います。こうすることで暴れずにかけられるし、動物の様子も見られます!

            麻酔

               <タッパー。なんて便利なんだ>

麻酔で眠ったら太目の注射器でマイクロチップを入れます。これにはそれぞれ番号が決まっていて、特別な機械を使うと体の外からでもその番号を知ることができる優れもの!

その番号と生年月日や過去の病歴をセットで記録しておくと、番号を調べたら個体データが出てくるといったように管理します。

<性別判定編>

外見での性別判定は生殖器を見るべし!!

リスやネズミなどはおしっことうんちの穴の距離で判別することができます。オスは離れていて、メスはオスに比べて近いんです。

ちなみに繁殖期になるとオスには立派なタマタマが、メスは乳首が発達します。

      オス メス

                <左がオス、右がメスです>

<健康診断編>

健康診断ではレントゲンを撮ったり、体の状態を見たりします。

レントゲン写真を見ると左側肩の近くにマイクロチップが入っているのが分かりますね。皮膚の下に入れているので日常の動きには問題ありませんよ!

             ほねほね

               <シッポの先までホネホネ>

ちなみにこの小さい体にも立派な指が前足4本、後足5本あります。エサの木の実や枝をしっかりとつかめるように、タコのようなものがついていますね。

前足 後足

              <左が前あしで、右が後ろ足>

その後一週間ほど経過観察。獣医さんの鋭い観察眼で見てもらいます。

<番外編~リフォーム~>

そしてこれを機に獣舎のリホームも行います。枝だけになってしまったものを新しいものと交換。大好きなマテバシイを入れました。

           マテバ

            <網が邪魔で分かりづらいですが。。>

さらに床の所に乾草もどっさり!

          乾草

巣箱の中もきれいに掃除してからっぽにしました。

これにてリフォーム完了です!と、文字で見るとほんの数行ですが、

○中の物を出すための屋根のネジがさびていて動かずカッターで切断

○90センチ四方の狭い中から四方八方に延びた枝を引っ張り出す。その際に網に引っかかりなかなか取り出せない

○やっと終わったと思ったらトンネルをふさいでいたタオルを取り忘れたまま屋根を閉めてしまう痛恨のミス

などなどいろいろあり約一週間ほどかかってしまいました。

現在は11頭で仲良く(?)賑やかに暮らしています。リス舎は2部屋ありトンネルでむすんでいます。片方は「枝葉でモッサリ」がコンセプトで、もう片方は「スッキリ見やすい」をコンセプトにしてみました。

           スッキリ部屋

           <スッキリしすぎ?今後もう少し増やすかも>

はちゅウるい館のオープンが11月18日予定。これができればまたトンネルをリスが通る姿を見てもらえるかなと楽しみです。

        これを読んで少しでもリスを見たいと思った人がいると嬉しい飼育員 にしの

                                 

次の日覗いてみたら乾草がどっさり入っていました!仕事が早い!!

           巣箱

2018年10月6日