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平成30年9月4日(火曜日)

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アフリカ行ってきました(4)

平成30年9月4日(火曜日)

  しりとりでは想定外の「ン」で始まるンゴロンゴロを跡にし、向かうはいよいよセレンゲティ。しかし、日程表の中には「途中マサイ族の村を訪ねます」との添え書きが。あ、これツアー旅行のお決まりのやつか、と思うも是非あの勇壮な戦士のジャンプを見てみたいと、猛スピードで走るランドクルーザーの中で考えていると、道路の向こうにいきなりキリンの姿が。今回のツアーで初のキリン。突然の登場に一同、おおーと感動するも一向に車は止まる気配がありません。そう、ここはいわゆるゲームゾーンではなく一般の道路(ちなみに国立公園などのサファリエリアを車で走ることをゲームドライブと言ってます)。それでも誰かがちょっと写真を撮りたい、といってちょっとだけ止めてもらいましたが、その後も沿道のあちこちにキリンが登場します。これはマサイキリンという種で、うちにいるアミメ系とは微妙に模様の違いがあります。まさにマサイ!なおも車は進みます。

キリン1 キリン2
《沿道にあらわれるマサイキリン》

 一般道とはいえ、道は舗装されていないのでガクンガクンと前後上下左右に揺られ、おまけに日中のギラリとした太陽のお陰で寒かった朝が嘘のように気温が上昇し、車の窓は全開(何故かエアコンはつけない、装備されてないのか?)。このため、2号車の私たちの車には前を走る1号車から舞い上がる砂ぼこりが凄い勢いで容赦なく入ってくるのです。でもこれでいいのだ。なぜなら、周囲は見渡す限りの平原でキリンを見ながら気持ちいいくらいアフリカの大地を疾走してる感にとらわれたのです。ヤッホー、アフリカ来たぜー!沿道にマサイ族の姿がチラホラ見え始め、やがて小さな村に到着。ここで休憩を兼ねてマサイの人との交流ターイム。

走る車
《アフリカを走る・・・すれ違う車》

 まず最初に、村の入り口で歓迎の歌と踊りが男女に別れ披露されました。昔アフリカの音楽を聴いていたことがあり、一人がリードを歌うとその後全員がユニゾンで歌うスタイルはまさに当時聞いた民俗音楽そのものでちょっと感動。皆さんを歓迎する、ということで村の中へ。さらに広場のようなところで、いよいよ待ってました、例の戦士のジャンプが始まります。一人ひとりが交代しながらピョンピョン跳ねるんですが、あれー?テレビなんかで見たのはすごく高く飛んでたような気がしたんですが、こんなもんですかねぇ。

マサイ1 マサイ2
《マサイ族の歓迎・子どもたちもかわいいです》

 20名くらいが一通り飛び終わると今度は家を見せてやる、ということで私たちは2名ずつに分けられ、それぞれに担当のマサイ男性がエスコート。お互いにに自己紹介をして男性の家の中へ入ると、カヤのようなもので編んだと思われる小さな家の中は昼でも真っ暗。もちろん電気も水道もガスもありません。そこで煮炊きをするための炉やら鍋類、簡易なベッドを見せられ、少しの会話のあと、「これがすべてだ」と。そして「これで話は終わりだ。ここからは特別にいいものを見せてやるからついて来い」と。向かった先は広場に作られた棚のようなところで、その上には木彫りの動物やビーズのタンブラーなどがずらーっと並んでいたのでした。もうお分かりですね。そうこの棚はお土産売り場なのです。添乗員からは、「執拗に売りつけてくるから要らないときは、はっきり断って下さい」と言われていたので、そうしようと身構えていたのですがマサイの男性は、「うちのカミさんが手間暇かけてあなたたちのために作ったんだ」みたいなことを言いながらずーっとまとわりついて離れないのです。まあ、地球の裏側に来たんだし、一つぐらい記念にいいかと、ビーズの小物入れを手に取ると、ついに奥さん登場!「これはとてもいい優れものよ、あなたお目が高いわ、お安くしとくから」と言ってるかどうかわかりませんが、選手交代とばかりに今度は奥さんがずーっと離れないのです。男性には女性、なかなか商売知ってるじゃないか。結局「ハウマッチ?」。すると50ドル!えー、それはないでしょ、そこから値切り交渉で結局20ドルでお買い上げ。日本ではこうしたツアーにはつきもののお土産屋さんまわりですが、アフリカでも一緒なんですね。まわりは何もないサバンナの中で高いお土産を買うとは思っていませんでした。気を取り直して出発。「あ、トイレ行く人はここで済ませて下さい。トイレはあちらです。」指さす先には小っちゃい小屋が。一同ぞろぞろと向かい中を覗くと地面に穴が掘ってあるだけ。しかも男女の仕切りがないに等しく女性陣からは大ブーイング。それでも出るものは出るので男女ずつ交互に済ませ、さらに気を取り直して出発したのでした。

マサイ3 マサイ4
《マサイの男性と家の中。英語が達者なナイスガイでした。》

マサイ5 マサイ6
《お土産売り場(左)とビーズの小物入れお買い上げー!》

 マサイの村から走ること約1時間。やっと旅の最終地セレンゲティ国立公園の入り口に到着しました。まわりに遮るものは何もない平原の中にポツンとゲートがありました。公園に入るには入園料などいろいろ手続きがあり、その管理事務所はゲートからさらに30分ほど走ったところに。その間もガゼルやシマウマなどの動物たちが頻繁にみられ、ヘビクイワシも道の前に登場しました。やっと到着した管理事務所前で休憩。ちょっとした小高い丘があったので登ってみると、セレンゲティの雄大な光景が!昨日のマニヤラ湖やンゴロンゴロとは違った風景で、本当に地平線の果てまで草原が広がっているのです。それもそのはず、セレンでティはマサイ語で「果てしなく広がる平原」という意味で、面積は約14,000平方キロメートル。東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県を併せた位の広さを持ち、国境の向こうにはケニア側のマサイマラ国立保護区が続いているとのこと。アフリカよ、これを見たかったんだぜ、と嘆息しながら大平原を眺めていると、視界の隅に何か動くモノが。遠くの視線をそろりと足元に移すと、遊歩道の石の上に鮮やかな色をした大きめのトカゲが。あ、これはもしかして・・・。心臓がちょっとバクバクしました。スパイダーマンのように赤や青に彩られ、今年建設中の「はちゅウるい館」でも飼おうかどうしようか検討していたトカゲです。そうレインボーアガマが突然向こうから登場してくれたのでした。夢中でシャッターを切ると、その後あっちにもこっちにも現れ始め、なんだ結構いるじゃん的展開に。興奮して何枚かとった写真をニッキーに見せると「普通のトカゲだよ」とにべもなかったのでした。うーん、日本で言えばカナヘビ的扱いなんですかね。

公園入口 ヘビクイワシ
《公園ゲート(左)とヘビクイワシ》

丘 レインボーアガマ
《丘の上から望むセレンゲティ(左)とレインボーアガマ》

 この時点で夕方5時半ごろ。この後また1時間半ほど走ってロッジへ入るので、先を急ぐことに。でも考えてみると結構スピード出して走ってるので公園のゲートからだと約2時間。距離にすると100kmぐらいはゆうにあるんですね、公園の広大さを実感します。サバンナの光景を見ながらひた走り。途中沿道でライオンが寝ているのを発見。少しスピードを落としてみるとオスのライオンで、お腹がパンパンに膨れています。よく見るとその脇にはヌーの体の一部が。しっかり食べて腹が膨れ休んでいたのでした。さ、本日も急げ急げ。遠くにシマウマやヌーの群れを見ながら走ると、陽も傾きはじめ、やがて草原の風景が木立ちや林の景観に変わっていきます。バブーンたちがまたぞろ現れだしました。しかし昨日も散々見たし、彼らには目もくれず急げ急げ。

ライオン バブーン
《お腹パンパンのライオン(左)と薄暮の中のバブーン》

 道路はやがて勾配をあげ、両側の木々の間を縫ってやっとロッジに到着。時刻はすでに午後7時を回り、あたりは真っ暗闇に。それでもラウンジには人があふれ、広いレストランではゲームドライブを振り返っているのか、たくさんの客が食事をとりながらくつろいだ時間を過ごしていました。昨日のロッジも大自然の中にあって立派すぎるほどでしたが、このロッジもそれに劣らず豪華な作りで、なんと外にはプールも付いていてバーやWi-Fiも完備。部屋も広く、シャワールームはバスタブこそないものの、いわゆるサニタリールームとつながり寝袋があればここで3~4人は寝られるような十分な広さ。そうか外人仕様なのか、って私たちが外人なんですがアジア人には広すぎる。さっそく私たちも荷をほどきレストランに集合。食事はビュッフェ形式で、アフリカならではの肉や魚料理がたくさん用意されていました。旅も後半に差し掛かり、いよいよ明日はクライマックスのセレンゲティドライブ。ビールやワインで本日の疲れを癒しながら、アフリカ談議に花を咲かせたのでした。

ロッジ1 ロッジ2
《ロッジでくつろぎの時間》

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