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平成29年7月13日(木曜日)

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恐ろしや、寄生蜂

平成29年7月13日(木曜日)

  久々のブログになってしまいましたが、皆さんお元気でしょうか。6月は開園60周年記念やら何やらであっという間に過ぎてしまい、筆も(使わないけど)滞ってしまいました。梅雨入りしたものの今年は晴天や暑い日が続き、ちょっと動物たちもバテ気味に見えます。こっちも休日にグターっとしていると、びっくりしたことが。

 自宅の庭でちょっとした菜園づくりをしているのですが、野菜をつくっていると色んな虫と格闘しなくてはなりません。ジャガイモにはテントウムシダマシが決まってやってきて放っておくと葉っぱがバリバリ食べられてしまいます。そしてパセリにやってくるのがキアゲハの幼虫。漫画の囚人服のようなボーダー柄が美しく、これまでも何度か羽化させました。今年もやってきたので別なビンにパセリを入れて飼うことに。ところが今年は蛹になる前に蛹化に失敗、黒くなって死んでしまいました。ちょっとがっかりしていると、妻がユズの葉っぱについた幼虫を持ってきました。柑橘系につくのでナミアゲハ、と思いキアゲハのリベンジを果たそうとプラケースの住人を入れ替えることに。するとこちらはほどなくして蛹化に成功。長い眠りにつきました。

 キアゲハ幼虫 蛹化失敗
≪キアゲハの幼虫・・・蛹化失敗≫

 ナミ 蛹
≪ナミアゲハの幼虫・・・蛹化成功≫

 そろそろチョウチョになってくれるかな、と期待して待っていたある日の朝。ケースを覗くと、何か動くものが。あれ?虫でも入ったかな、と思いよく見るとナンダコレハ。ハチのようなアブのような虫が飛んでる。どっから入ったんだろう、と蛹をよく見ると・・・穴が開いてる!!えーお前、こっから孵ったのか、てかアゲハどころかチョウチョじゃない、お前誰だ。蛹になって19日目のこと。普段やってるSNSにあげると、それはアゲハヒメバチという寄生蜂ではないですか、というコメントが。早速調べると、ありましたありました。コレコレ。寄生先となる幼虫に卵を産み付け(いろんなパターンがあるそうです)、ホストとなる幼虫が蛹化すると卵からかえった幼虫はホストの体を食べ尽くし(なので捕食寄生と言うそうな)自分が羽化して成長するんだそうです。ヒエー、恐ろしい。60年(正確には61年5か月)生きてきて、動物園来て10年(正確には10年13日)になり初めて知ったこの事実。寄生蜂のうちヒメバチだけでも世界に60,000種類(!)はいるとのことで、まだまだ未知の種もいるとのこと。虫は虫なりに色んな生存戦略を進化させてのことでしょうが、自分の無知浅学とSNSのありがたさを思い知らされた出来事でした。

 でも、あーびっくりした。

なんかいる 羽化
≪お前だれだ・・・アゲハヒメバチと申します≫

放つ
≪まあいいや、キミよ大空へ飛び立て≫

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